「なかなかラリーが続かない」
「狙ったところに打てない」
「相手のボールが返せない」
卓球を始めたけど、ラリーが続かなくて困っていませんか?
せっかく卓球を始めても、狙った通りにボールを打ち合えないのではモチベーションも上がりませんよね。そこで今回はラリーが続かない人の特徴や練習方法を解説しました。
初心者でもすぐに実践できる5つのコツを後半に紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ラリーは卓球の醍醐味
ラリーとはお互いにボールを打ち合うことです。卓球の試合ではサーブから始まり、相手とボールを打ち合って得点を競います。
ラリーが続くようになると、卓球の面白さが格段に増します。高速でボールを打ち合うシーンは、卓球ならではの醍醐味です。高速でラリーしながらも、相手の弱点を攻めて勝利した時の達成感は大きいものです。
しかし、初心者の方は「なかなかラリーが続かない」という悩みを抱えていることが多いでしょう。実は、ラリーが続かない原因には共通した特徴があります。
ラリーが続かない人の4つの特徴
ラリーが続かない人の特徴は主に4つあります。
- 足が動いていない
- 次のボールに備えない
- フォームが乱れている
- ラケットの角度を調整していない
ラリーが続かない人の特徴1.
足が動いていない
ボールのバウンド位置まで移動せず、腕を伸ばして打とうとする人が多いです。これでは安定したフォームで打てず、アウトしたり、甘い返球をして相手に攻められて失点するでしょう。
特に初心者は相手のボールを返球することや、ラケットの角度にばかり意識が向いてしまいがちです。そのため、足を動かすことまではなかなか考えられないのでしょう。
ラリーが続かない人の特徴2.
次のボールに備えない
打った後に自分のボールが相手のコートに入ったかどうかをじーっと見ていませんか?
一度打った球を見ることに集中していると、相手の返球に対応できません。打球後すぐに次の準備をする癖をつけましょう。
相手のボールがフォア、バックどちら側に来ても対応できるような準備姿勢に戻れない初心者はとても多いですね。
ラリーが続かない人の特徴3.
フォームが乱れている
ボールを打つたびにフォームが崩れてしまうと、安定した返球ができません。
相手も初心者であれば、返球のコースや高さはランダムです。それを正しくないフォームのまま返球すると、絶対にボールは安定しません。まずは正しいフォームを身に付けることを優先してください。
初心者のうちはボールを返球できるかどうかよりも、適切なフォームで打てているかどうかを重視すべきです。
ラリーが続かない人の特徴4.
ラケットの角度を調整していない
ボールの回転に合わせてラケットの角度を調整できていない人が多いです。
たとえば上回転には下向き、下回転には上向きにするなど、状況によってラケットの角度を変えることを覚える必要があります。
全てのボールを同じラケットの角度で返すことはできません。どう打ったらボールがアウトになって、どう打ったらボールがネットにかかってしまうのかをよく観察してみるといいでしょう。
初心者がラリーを続けるための5つのコツ
ではここから、ラリーを続けるための具体的なコツを紹介します。
コツは以下の5つです。できることから実践してください。
- ラケットの面を下向きにする
- ボールの上部を擦る
- 打った直後は腕を動かして準備をする
- 身体ごとボールに近づく
- 肘を回すイメージ
ラリーを続けるためのコツ1.
ラケットの面を下向きにする
基本的な打ち方では、ラケットの面を少し下に向けましょう。これによりボールが浮き上がりすぎることを防げます。
温泉宿で素人の方が楽しむ卓球、いわゆるピンポンはほとんど山なりのボールでラリーしていますよね。あれはラケットの面が上向きだからです。ラケットが上向きであると、返しやすいですがアウトになりやすいですし、試合では攻められてしまいます。
まずはラケットの角度を下向きにして、ボールをまっすぐ飛ばすように意識しましょう。
ラリーを続けるためのコツ2.
ボールの上部を擦って回転をかける
ボールの上部を擦るように打つことで、上回転をかけられます。
上回転をかけることでまっすぐ打っても、山なりの軌道になるため、ネットにかかりにくくアウトにもなりにくいボールになります。
ボールの上部を前方に擦ってみるイメージを持ってみてください。
ラリーを続けるためのコツ3.
打った直後は腕を動かし準備する
打球後は、すぐにラケットを基本位置に戻しましょう。打ちっぱなしにせず、次の球に備えることが大切です。基本位置は、ラケットが体の正面にあり、フォアとバックどちらにも対応できる状態のことです。
また、ラケットを動かす意識より、肘を動かす意識の方が正しい準備姿勢に戻りやすくなります。肘を体の横に戻し、相手のボールを待つ体勢を作りましょう。
ラリーを続けるためのコツ4.
体ごとボールに近づく
腕だけを伸ばすのではなく、足を使ってボールに近づきましょう。
腕を伸ばせば打てるコースだとしても、細かく足を動かして、全てのボールを同じ距離感で打つ癖をつけましょう。打ちやすい位置でボールを打てば、フォームが崩れにくくなります。
また、毎回同じ距離感で打てると、打球も安定していきます。同じフォームで打っていても、距離感がズレていれば、打球はなかなか安定しないでしょう。
ラリーを続けるためのコツ5.
肘を回すイメージを持つ
肘を支点として、手首ではなく前腕全体を使って打つイメージを持ちましょう。手首だけで打つと不安定になりやすくラリーが続きません。
フォアハンドは肘で正面に円を描くように、バックハンドは自分を真上から見た時に肘の動きで円が描かれるように動かす意識を持ちましょう。
こうすることでボールも安定しますし、フォームの定着も早いです。
ラリーを続けるための練習方法3選
ラリーが上手になるためのおすすめ練習法を3つ紹介します。
- 多球練習
- フォア同士でラリー練習
- 動きながらコース限定のラリー練習
ラリーを続けるための練習方法1.
多球練習
練習相手に同じ場所に球出しをしてもらい、フォームを意識して打ち返す練習です。同じコースに来るボールを安定して打てるようになったら、徐々にコースを変えていきましょう。
その際、ラケットの角度や回転をかける感覚を意識することを忘れないでください。また自分が打つコースもクロス、ストレートと狙って打つことが重要です。
ラリーを続けるための練習方法2.
フォア同士でラリー練習
お互いフォアハンドで打ち合う練習です。最初は力を抜いて、ゆっくりとしたラリーを心がけましょう。打球が安定してきたら、徐々にスピードを上げていきます。
その際に以下の3つを強く意識してください。
- 回転を軽くかける
- 山なりに打たない
- 細かく足を動かす
この練習はお互い初心者同士の方がより良い練習になります。なぜなら初心者同士であればボールが不安定になるため、足を動かす練習、様々なボールに対応する練習になるからです。
ラリーを続けるための練習方法3.
動きながらコース限定でラリー練習
卓球台の上に紙をいくつか置いて、紙が置かれていない部分にのみ返球をする制限を設けてラリーを続けましょう。
最初はお互い動かず、同じコースのみ100回までラリーを続けます。100回が成功したら、次のステップです。
片方のみフォアとバック側に交互に返球し、もう片方はボールに合わせて動き、同じコースに返球する制限を設けましょう。これができれば、ラリーが続くようになりますよ。
まとめ
ラリーが続くようになると、卓球がより楽しくなります。基本のフォームを意識し、足を使って打ちやすい位置でボールを打つことを心がけましょう。
また最初は力を抜いてゆっくりと練習することが大切です。焦らず段階的に練習を重ねれば、必ずラリーが続くようになります。ラリーを続けることばかり意識して、間違ったフォームやフットワークを身に付けない様にだけは注意してください。
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