2025年カットマンにおすすめラバー8選と選ぶ際の注意点を解説

卓球をする男の子のイラスト

「カットマンってどのラバーを選べばいいの?」

「強い回転をかけられるラバーってどれ?」

「カットマンに一番おすすめのラバーは?」

カットマンは強い下回転で相手のミスを誘うプレースタイルのため、ラバー選びに迷う方も多いでしょう。

しかし、多くのラバーが「回転がかかる」とうたっており、選ぶのが難しいですよね。

そこで今回は、カットマンに特化したラバーの選び方を解説します。記事の後半には、ラバー選び以上に大切なことも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

カットマンとは

カットと呼ばれる強烈な下回転の返球で、相手のミスを誘う守備型のプレースタイルを得意とする選手を「カットマン」と呼びます。

カットだけでなく、甘いボールが来た時にはすかさず攻撃に転じることもあります。そのため、近年では攻撃力の高いカットマンも増えてきています。

ひたすら相手の攻撃をしのぎつつ、チャンスには一気に攻撃に転じるこのスタイルは、根気と強靭なフィジカルが求められます。そんなカットマンにとって、どのようなラバーを選ぶべきかを詳しく解説していきます。

ラバーの選び方

ラバーは、自分の得意とする戦型や試合展開に合わせて選ぶのが基本です。
下記に一例を示します。

  • ドライブでガンガン攻めたい選手:ボールがよく飛ぶラバー
  • 強力なカットで相手のミスを誘いたい選手:回転がかかる粘着タイプのラバー
  • 台上プレーで早く決めたい選手:軽くて素早く打てるラバー

ラバーを変えるだけでスピードや回転量が大きく変わり、打球感も変わるため、自分に合ったラバーを見つけることが非常に重要です。

カットマンがラバーを選ぶ際の3つの注意点

ここからは、カットマンがラバーを選ぶうえで押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

  • 攻撃を重視しすぎない
  • 重さを重視する
  • タイミングに注意する

ラバーを初めて変えようと思っているカットマンの方は必ず読んでください。

カットマンのラバー選びの注意点1.
攻撃を重視しすぎない

前述したとおり、カットマンにも攻撃のチャンスはあります。ただし、攻撃を意識しすぎて守備がおろそかになってしまっては本末転倒です。

カットマンの攻撃が活きるのは、鉄壁の守備があってこそ。

強力なカットがあるから、相手はミスをしないことを優先したドライブを打ったり、しのぐためのツッツキなどをします。

強烈なカットで相手のミスを引き出し、甘いボールを狙って攻撃するのが理想のスタイルです。

つまり、まずは強いカットがしっかり打てるラバーを選ぶことが大切です。

そのため、まずは強いカットがしっかり打てるラバーを選びましょう。

カットマンのラバー選びの注意点2.
重さを重視する

シェイクハンドの場合、ラバーを2枚貼るため、ラバー自体の重さも重要なポイントになります。

厚みのあるラバーは回転をしっかりかけられる一方、重量も増します。長時間ラリーを続けるカットマンにとって、重いラケットは疲れやすさにつながるので注意が必要です。

打球性能ばかりに目を奪われず、扱いやすい重さかどうかもチェックしましょう。

カットマンのラバー選びの注意点3.
タイミングに注意する

ラバーを変えると、打球感やボールの飛距離が大きく変わります。

いつもの打ち方でもボールがアウトになったり、ネットにかかったりといった変化が起こるため、試合直前のラバー交換は避けた方が無難です。

卓球は非常に繊細なスポーツなので、少しの違いがプレー全体に影響を与えることもあります。新しいラバーには、十分な慣れの時間を設けるようにしましょう。

どうしても交換が必要な場合は、これまで使っていたものと同じラバーに交換しましょう。微妙な違いはあっても、新しい種類よりは対応しやすいはずです。

ふだんからラバーの状態をこまめにチェックして、試合直前の交換を避けられるよう準備しておきましょう。

カットマンにおすすめの裏ソフトラバー

ここからは、カットマンにおすすめの裏ソフトラバーを4つ紹介します!

おすすめ裏ソフトラバー1.
ロゼナ

 

ロゼナ

引用:ロゼナ|製品情報|バタフライ卓球用品

初心者カットマンにまず試してほしいのが「ロゼナ」です。

ラケットの角度やスイング方向のズレをカバーしやすいため、比較的カットしやすくなります。

柔らかいスポンジを使っていて、ボールがしっかり食い込むので、打球が安定しやすいのも魅力です。カットはラケットの角度が命なので、初めての1枚にぴったりです。

おすすめ裏ソフトラバー2.
ヴェガヨーロッパ

ヴェガ ヨーロッパ

引用:ヴェガ ヨーロッパ | ヴェガ(VEGA) | 製品情報 | VICTAS卓球用品メーカー

こちらも打球の安定性に優れた一本。ボールがよく食い込み、打ちやすく、安定感重視の守備型カットマンにおすすめです。

スポンジが柔らかいため、攻撃面ではやや物足りなさを感じるかもしれませんが、カットは非常に安定するので「まずは守備をしっかり固めたい」という方にはぴったりでしょう。

安定感や打球感の柔らかさに特徴があるため、打球感というのがイマイチわからない方は、一度ヴェガヨーロッパにしてみて、味わうのもいいかもしれません。

カットは体勢が崩された時にしっかり返球できるかどうかも重要なので、安定感に特徴があるヴェガヨーロッパはぜひ一度使ってみてはどうでしょうか。

おすすめ裏ソフトラバー3.
テナジー05

テナジー05

引用:テナジー05|製品情報|バタフライ卓球用品

プロ選手にも人気の「テナジー05」。回転性能はトップクラスで、攻撃性能も高いです。

粘着性ラバーに負けず劣らずの回転性能を持っており、なおかつスポンジが硬いため攻撃にも役立つという、カットマンに必要な場面はだいたいカバーしています。

筆者はカットマンではありませんでしたが、回転と言えばテナジー05というぐらいの人気でしたし、多くのカットマンの選手が使っていた覚えがあります。

非常に強い回転はかかりますが、スポンジが硬くて、かなり弾むので、慣れていない方にはかなり扱いづらいかもしれません。

おすすめ裏ソフトラバー4.
キョウヒョウネオ3

キョウヒョウ ネオ3

引用:キョウヒョウ ネオ3 | Nittaku(ニッタク) 日本卓球 | 卓球用品の総合メーカーNittaku(ニッタク) 日本卓球株式会社の公式ホームページ

キョウヒョウネオ3は中国産のラバーで、中国のプロ選手も使用しています。

最大の特徴はその粘着性。粘着を活かして強烈な回転のカットを打てます。

この粘着性を活かして、強烈な回転のカットが打てるだけでなく、反発力もあり、攻撃にも威力が出ます。

カットだけでなく攻撃時に威力が欲しい選手にピッタリでしょう。

なお、粘着性ラバーを使ったことがない方は、慣れるまで時間がかかるので本番の試合直前に変えないように気を付けてください。

ただし、粘着ラバー初心者には扱いづらいかもしれません。試合前の交換は避けて、じっくり慣れる時間を取りましょう。

カットマンにおすすめの粒高ラバー

カットマンに合う粒高ラバーを3種類ピックアップしてご紹介します!

おすすめ粒高ラバー1.
バーティカル20

Vertical-20

引用:VERTICAL 20 | stiga

粒高を初めて使うカットマンにおすすめなのが「バーティカル20」。

縦目の粒構造によって、回転や威力のコントロールがしやすく、扱いやすさに特化しています。粒高での打球が浮きやすい方にもおすすめです。

おすすめ粒高ラバー2.
フェイントロング3

フェイント ロング3

引用:フェイント ロング3|製品情報|バタフライ卓球用品

変化を大きくしたいカットマンには「フェイントロング3」がおすすめ。

細くて高めの粒が特徴で、相手の回転を利用して、ボールに強い変化を加えることができます。

ただし、台上プレーやカットの難易度が少し高めなので、最初は慣れが必要かもしれません。

おすすめ粒高ラバー3.
ラザントカオス

RASANT CHAOS

引用:RASANT CHAOS_JP | Andro

「粒高で回転を反転させて、相手を混乱させたい!」という方にぴったりなのが「ラザントカオス」です。

相手の回転を反転させるという粒高ラバーの最大の特徴を存分に楽しめます。

相手のサーブやドライブを利用することもできますし、自分で変化するボールを打つこともできます。まさに変則型のプレースタイルにとっておきの一枚です。

ただし、かなりクセが強いため、慣れるのには時間がかかってしまうでしょう。まずは練習用ラケットで試してみるのがベストです。

カットマンはラバーをどう組み合わせるのか

カットマンにとって重要なのが、フォアとバックのラバーの組み合わせ。

まずは「どちらの面で攻めるか」を考えましょう。多くの人はフォアで攻めるため、フォアには攻撃的なラバーを選びます。

バックは粒高で変化をつけるか、裏ソフトで守備も攻撃もこなすかを決めましょう。台上プレーやレシーブスタイルにも関わってくるので、プレースタイルに合わせて選ぶのがポイントです。

ちなみに、卓球ではフォア面・バック面を入れ替える“面反転”もOK!

フォアで攻撃を見せつつ、実は回転系のカットで逆を突く…なんてテクも可能です。

初心者カットマンにとってラバーより大切なこと

初心者カットマンが忘れてはいけない大事なポイント。それは…ラバーに頼りすぎないこと!

高性能なラバーを使えば、回転もスピードも出しやすくなります。でも、それに頼ってしまうと、カットマンとしての基本的な技術が身につきません。

レベルの高い相手と戦う時、本当にモノを言うのはラバーじゃなく「自分自身の実力」です。どんなラバーでも安定してプレーできるよう、基本をしっかり固めましょう。

まとめ

今回はカットマンのラバー選びについて解説しました。

カットマンはカットの回転がかなり重要なので、ラバー選びはかなり慎重になりますよね。しかし、ラバーは一度打ってみないと自分に合っているかどうかはわかりません。

今回紹介したラバーをぜひ一度使ってみて、自分に合ったラバーを見つけてみてください。

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