「大会出ることになったけどなにもわからない!」
「大会前に何を準備すればいいのか、、、」
「大会当日の流れが分からないから不安」
はじめての大会は楽しみな気持ち以上に不安も大きいですよね。
特に部活動で卓球をやってこなかった人は、大会の流れがわからなくて不安でしょうがないと思います。そこで今回は、大会の流れと必要な準備まで細かく具体的に解説しました。
初心者が初出場の大会で特に注意すべきことまで書いたので、ぜひ最後までご覧ください。
初心者が大会に出場するメリット
初心者が大会に出場するのは緊張すると思いますが、沢山メリットがあるので紹介しておきます。
自分の実力が分かる
部内やクラブ内で試合をしても実力はわかりますが、今まで一度も試合をしてない選手に勝てるかどうかが本当の実力。
負けたら終わりという試合で出る実力があなたの実力です。それが結果として表れるのは、初心者にとってはとても大事な機会になります。
ピリピリした試合を楽しめる
友達と仲良く試合するのもいいですが、勝つか負けるかのピリピリした緊迫感を味わえるのは大会だけです。
そこで勝てればとても楽しいし、負けたことの悔しさもまた尊いですね。初めて会った人といきなり試合をし、勝負する緊張感をぜひ楽しんでもらいたいなと思います。
目標を持てる
自分の実力が分かれば、成長するための目標もハッキリします。
自分が負けた相手、勝ち進んだ場合に当たる相手の実力を間近にみることで「このレベルにならなくちゃいけない!」という目標が持てます。
ただ漠然と「うまくなる」という目標より、「あの人に勝つ」「そのために弱点を克服する」という具体的な目標を持つことができます。
目標があるだけで練習の質も大きく変わるので、目標が特にない人は一度大会に出てみるのがおすすめです。
卓球大会の種類
卓球を始めたばかりの人が出場する大会は大きく分けて2つ。公式戦とオープン戦です。それぞれ特徴が違うので解説しておきます。
公式戦
卓球連盟への選手登録をしている選手のみが出場できる大会が公式戦です。
シングルス、ダブルス、団体戦などの種類がありますがいずれもトーナメント方式です。一度負けたらお終いなので、一回戦負けとなると一度しか試合ができずに帰宅することになります。
オープン戦
オープン戦というのは公式戦と違って「試合の経験を積もう」「交流しよう」という主旨が強いです。そのため、試合もトーナメント方式ではなくリーグ戦式の事が多いです。
そのため、全て負けてしまっても3試合以上できることが多いでしょう。
また参加賞があったりする大会もありますね。初めての大会出場はオープン戦から始めるといいかもしれません。
卓球の大会に出場するまでの流れ
具体的にあなたが大会に出場するまでの流れを解説していきましょう。
選手登録をする
公式戦への出場を考えているなら、卓球協会に登録をしましょう。個人での登録か、学生だから学校としての登録かで費用は変わるので注意しましょう。部活動やクラブ活動であれば、責任者が登録を済ませてくれるはずです。
大会にエントリーする
出場したい大会を選びましょう。公式戦の情報は基本的には日本卓球協会のホームページに掲載されています。オープン戦の情報は卓球クラブや体育館で告知されていることが多いです。
出場条件やエントリー期限があるので、そちらも必ず確認しましょう。
指定の会場で試合をする
エントリーが済んだら当日は指定の会場に向かって試合をします。
大人数の参加であれば、同じ大会でも会場が違ったりすることはよくあります。自分の試合会場をしっかりと把握するようにしましょう。
大会に出る前に準備しておくこと
大会にエントリーしてから当日までにやるべきことを説明します。
ユニフォームの準備
オープン戦ではユニフォームの指定がない場合もありますが、公式戦は認定されてるユニフォームを着用しなくてはいけません。
公式戦に出場数場合には、ユニフォームのタグにJTTAという文字が入っているかどうかをしっかり確認してください。
ラケットとラバーの確認
試合ではルール上問題のないラケットとラバーを使う必要があります。
当日になってラケットが破損していることに気がついたり、ラバーが剥がれていたりすれば慌ててしまいます。間に合わなかった場合、試合にも出場できません。
前日までに必ずチェックしておきましょう。
集合時間と会場をチェック
大会の会場が行ったことない場所であれば、行き方を事前に調べておきましょう。駅から遠い会場も沢山あるので、集合時間に遅れないように余裕をもって向かいましょう。
ゼッケンの用意
卓球の大会は基本的に各々がゼッケンをつけます。公式戦であれば、公式戦用のゼッケンが事前に配られるのでそこに名前を書いておきましょう。
所属団体も書いて、安全ピンをつけるのを忘れずに。
オープン戦はゼッケンの指定がないので、公式戦出場経験がなくてゼッケンがなければ、市販のゼッケン用布に名前と所属団体を書けばOKです。
卓球の大会当日の流れ
ここからは大会当日の流れ、過ごし方を紹介します。当日の朝になってバタバタしないように、しっかり準備しておきましょう。
早めに会場に集合
ぎりぎり到着ではなく、余裕をもって会場に到着しましょう。
荷物を置く場所、トイレの位置、売店、ウォーミングアップできる場所などを確認しておくといいですね。
参加受付
会場に到着したらまず大会本部に参加受付をしにいきましょう。
所属団体名と名前、番号を伝えればOKです。
会場の台でウォーミングアップ
その後、1回戦が始まる前まで大会会場の台でウォーミングアップができます。
ウォーミングアップ相手と一緒に空いている台に入りましょう。ウォーミングアップは必ずクロスで行いましょう。隣に他の選手もウォーミングアップしにくるので、空間を譲り合いながらやりましょう。
もしすでに全ての台が埋まっていたとしても、練習している選手に「交代で打たせてもらってもいいですか?」と声をかければ、だいたい入れてもらえます。
その際に「3球交代で」など、交代のタイミングを伝えられることが殆どなのでしっかり聞いておきましょう。
呼ばれるまで待機
全体のウォーミングアップが終われば、開会式等を行い、1回戦がスタートします。
自分の試合が呼ばれるまでは基本的に待機となります。仲間が試合をしていれば、応援にいきましょう!
1つ前の試合が開始する頃にコート付近で待機
自分の試合が近くなってきたら、コート付近で待機しましょう。
呼ばれてからコート付近に行くのは少し遅いので、事前に待機しておくのがベストです。試合の雰囲気に心身を慣らしておきましょう。
名前を呼ばれたらコートに入る
名前が呼ばれたら指定のコートに入ってください。
審判席に記録表があり、そこに名前が書かれているはずなので不安であればそこでチェックしましょう。相手もコートに入ってきたときには、一言よろしくお願いいたしますと挨拶するといいですね。
試合開始
相手もコートに入ってきたら数分間、乱打をします。フォア、バックをクロスで打ち合いましょう。その後はラケット交換をして、じゃんけんでサーブ権を決めます。
セット間の休憩は1,2分程度です。
負けた場合、次の試合の審判をする
残念ながら試合に負けてしまった場合は、そのコートに残って次の試合の審判をしましょう。
勝った場合は試合の記録を大会本部に伝えに行きます(審判が行う場合もあります)。負けたショックで審判を忘れてしまう方もいますが、進行に迷惑がかかるので忘れないように注意しましょう。
卓球の大会で初心者が特に注意すべき事
大会初出場の初心者が特に意識しておくべきことを紹介します。
早めに会場に着く
初めての大会はどんな会場でも、空気に飲まれやすいです。
会場の空気に慣れる為にも、トラブルで遅れても大丈夫なぐらいはやめに到着しましょう。
参加受付を忘れない
大会会場の雰囲気や緊張に飲まれて、参加受付を忘れてしまうことがよくあります。
受付を忘れてしまうと、会場にいたとしても棄権扱いになるので必ず受付をしましょう。
ウォーミングアップでは他の人と譲り合う
初めての大会だとウォーミングアップで、初対面の人とコートを譲り合うことになります。
すでに全ての台が埋まっている場合は、自分から声をかけて打たせてもらうしかありません。その勇気がない方は早めに台に入って、声をかけられる側になるのもアリですね。
負けても審判を忘れない
負けることを考えたくはありませんが、負けても審判をするまで帰れないことをよく覚えておいてください。
審判がいなければ試合はスタートできません。そのまま帰宅してしまうと大きな迷惑が掛かります。決勝に残った2人以外は審判を必ずやるので、審判はやるものだと思っておいてOKです。
会場は綺麗に使う
帰る際に忘れ物やゴミの放置をしないことは当たり前です。帰る際だけでなく、会場にいる間も会場を清潔にマナーよく利用することを意識してください。
大会は所属団体の代表選手になったつもりで動きましょう。あなたが会場を汚したり、迷惑をかけると所属団体にも迷惑がかかってしまうので注意しましょう。
大会が終わったあとは弱点克服
大会で負けた後はすぐに弱点克服をしましょう。悔しさが消えてしまわぬうちに、負けた試合のイメージが残っている間に練習するのがベストです。
敗因を考えよう
まずは「なぜ負けたのか」を考えましょう。
初心者であれば
- 自分の凡ミスが原因か
- 相手の攻めをしのげなかったのが原因か
の2点をひとまず考えてみましょう。
自分の凡ミスだった場合、二度同じミスをしない為に反復練習を行いましょう。相手の攻めをしのげなかった場合は、特に失点したパターンを想定したパターン練習を繰り返しましょう。
忘れないうちに自主練
大会直後に練習日がない場合などは、マシン練習場などを使って自主練しましょう。
凡ミスや苦手パターンの克服はマシンを使えば十分です。マシン練習場であれば24時間使えて、負けた直後でも練習可能。
悔しさと失点場面の記憶が最も大切なので、忘れてしまう前にすぐに練習をしましょう。
まとめ
今回は大会に初出場する初心者が戸惑わないために、大会前と大会中は具体的に何をするのか解説しました。
大会によって細かいルールや流れは変わるので、当日しっかり確認しましょう。また、すでに大会に出場経験がある方を参考にするのもいいですね。
大会は自身に新たな目標をくれる素晴らしい機会です。ぜひ積極的に参加してみましょう。
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