卓球のツッツキとは?練習方法からミスしないコツまで徹底解説

レシーブの構えをする女性

「下回転サーブが全然返せない…」

「ツッツキが浮いてしまう」

「ツッツキが全然できないからすぐに負けてしまう」

ツッツキは卓球初心者の多くが苦労する技術です。プロの試合でも多用される技術なので、しっかりとツッツキを習得しておくべきでしょう。

今回は卓球初心者の方に向けてツッツキのやり方からコツ、メリット・デメリットまで徹底解説します。記事後半には試合で勝つ為のツッツキまで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

卓球のツッツキとは

ツッツキとは下回転がかかったボールに対して、下回転をかけて返す打球です。

ボールの下側にラケットをあて、下回転をかけることで相手コートへ返球します。主に下回転系のサーブをレシーブする際に使われます。

ツッツキがうまくできないと下回転系のサーブを打たれたら返球できないため、卓球の基本技術の一つといえます。

ツッツキの練習方法

ツッツキはフォアハンド、バックハンドの両方で使えなくてはいけません。また、強烈な下回転サーブに負けない回転量のツッツキや、コースを狙ったツッツキもできなくてはいけません。

1人でも複数人でもできるツッツキの練習法を紹介します。

ツッツキの練習方法1.下回転系サーブをレシーブ

相手、またはマシンに下回転系のサーブを出してもらい、それをツッツキでレシーブします。

慣れてきたら純粋な下回転サーブだけでなく、横回転が加わった下回転系サーブもレシーブしましょう。ツッツキの角度を変える練習になります。

ツッツキの練習方法2.ツッツキ同士でラリー

互いにバックハンド、フォアハンドでツッツキを繰り返す練習です。

片方のツッツキの回転量が少ないと、浮いたりネットに引っかかったりするため、しっかりとボールの下を切る練習になります。ツッツキのみのラリーで50回、100回と続けましょう。

ツッツキの練習方法3.コースを限定してレシーブ

どのコースにでも返せるのがツッツキの理想です。返すコースを限定して練習をしましょう。

その際にサーブを打つ側にはツッツキがチャンスボールになった際には攻撃してもらうように伝えましょう。そうすることで、ツッツキの良し悪しがわかります。

コースもフォアとバックだけでなく

  • フォア前、フォアロング
  • バック前、バックロング
  • ミドル前、ミドルロング

など、長さも意識しましょう。

ツッツキの打ち方のコツ

ツッツキは慣れるまでが難しい技術です。少しでも早く試合で使えるツッツキを覚えられるようにコツを3つ紹介します。

ツッツキのコツ1.落下地点が身体の近くになるように足を動かす

フォアでもバックでもボールの落下地点まで腕だけでなく、足を動かしましょう。

腕を伸ばすだけだと、不安定なフォームになりツッツキが安定しません。まずは足を動かして身体ごと移動してから、ラケットを動かしましょう。

また、ボールの落下地点の下に足を入れるイメージを持ちましょう。ボールが顔、身体の正面に来るぐらいまで動くイメージを持つとうまくいきます。

特にフォア前などの自分から遠い場所のツッツキは、足を動かさないと失敗しがちですので注意しましょう。

ツッツキのコツ2.バウンド直後または頂点過ぎを狙って打つ

ツッツキはバウンド直後に合わせて打ちましょう。相手への返球を早くすることで、相手の余裕をなくすことができます。

しかし、バウンド直後のタイミングを合わせることが苦手な方もいます。その場合は、ボールがバウンドの頂点を過ぎたあとを狙って打ちましょう。慣れないうちは、しっかりと返球することを優先しましょう。

ツッツキのコツ3.肘を固定してスイング

肘を固定して、肘から先全体を動かしてスイングしましょう。

下回転をかけるために手首を意識することも大切ですが、それは慣れてからにしましょう。まずは肘から先を使って、腕ごとスイングするイメージを持ちます。

そのためにも身体ごとボールに近づけていないとうまくいきません。しっかりとボールの落下地点に身体を移動させることを意識しましょう。

卓球の勝敗はツッツキで決まる!?

初心者、中級者同士の試合であればツッツキの質で試合が決まると言っても過言ではありません。

なぜなら、ツッツキが下手だと

  • 下回転系の短いサーブをレシーブできない
  • 下回転系サーブのレシーブがチャンスボールになってしまう
  • 相手の強烈なツッツキを返せない

など、失点につながる場面が多くなるからです。

相手にツッツキが苦手であることを見抜かれてしまえば、下回転系のボールを中心に試合を組み立てられてしまいます。そうなると勝利するのは中々難しいでしょう。

一見地味なプレーなツッツキですが、勝敗を左右するものなのでしっかり身に付けていきましょう!

ツッツキのメリット3選

ツッツキは下回転系のボールを返すだけの技術ではありません。しっかりと身に付けると様々な場面でとても役に立ちます。

今回はツッツキを習得しておくことで得られる3つのメリットを紹介します。

ツッツキのメリット1.相手の打球を限定できる

ツッツキは相手が次に打つ打球をある程度限定できるのが大きなメリットです。

ボールに下回転がかかっているツッツキは、相手も下回転をかけて返すか、上回転(ドライブ)をかけるしかありません。

たとえば、すごく強い回転をかけたツッツキを相手コートの奥に返球することで、相手はコートに入れる為だけの甘いドライブを打つしかなくなり、それをこちらがカウンターで攻めるなどのパターンが作れます。

ツッツキのメリット2.攻められにくい

しっかりと下回転をかけたツッツキであれば、相手に思いっきり攻められることはまずありません。

なぜなら、下回転のボールは上回転をかけて返球しないとネットにかかってミスをしやすいからです。下回転が強いツッツキや相手の打ちにくいコースのツッツキは、強いボールで返球されることは少ないでしょう。

そのため、次に相手がどんな球をどこに打ってくるかなどをじっくりと観察できます。相手の攻め方やスタイル、球の威力がわからない試合の序盤は、ツッツキで様子を見るのも戦術の一つです。

ツッツキのメリット3.失点が減る

ツッツキは無理に攻めないための技術でもあります。そのため、今までは無理やりドライブを打ってミスをしていた場面で、失点を防げます。

強い下回転がかかった攻められにくいツッツキを習得していれば、無理な攻めをする必要がなくなるので簡単に負けることが減ります。

ツッツキのデメリット2選

メリットもあって、卓球で重要な技術であるツッツキ。しかし、デメリットも2つあるので事前に把握しておきましょう。

ツッツキのデメリット1.チャンスボールになり得る

下回転が弱かったり、長さが中途半端だったりすると相手にとっては絶好のチャンスボールになってしまいます。

ただ相手のコートに返すだけのツッツキだと、ただの弱い下回転ボールなので相手に強い打球を打たれる可能性がたかくなります。そのため、安易にツッツキを選択して、ガンガン攻められてしまうことは気を付けましょう。

ツッツキのデメリット2.先に攻められてしまう

相手がうまい選手なら少しでもコートから出る長さのツッツキは、ドライブで攻められてしまいます。相手がドライブに自信を持っている場合は、一瞬で劣勢にもなり得ます。

甘いサーブへのレシーブなどはツッツキではなくドライブなどで攻めていかなければ、ずっと後手に回る試合になってしまうでしょう。

とはいえ、ツッツキだと必ず後手に回るわけではありません。次にツッツキでも試合に勝てる方法をご紹介します。

卓球で勝てるツッツキとは

チャンスボールになってしまったり、先に攻められてしまう可能性があるツッツキですが、試合で勝てるツッツキを習得すれば問題ありません。

試合で勝てるツッツキの要素を2つ解説します。

強烈な下回転をかけたツッツキ

強い回転がかかっているツッツキで得点することは中級者以下の試合であればよくあります。

相手がドライブでかける上回転より強い下回転をかければ、相手のドライブはネットにかかります。また相手が想定する以上の下回転をかければ、相手のツッツキはネットにかかります。

ツッツキで強烈な回転をかけるのは、ボールに回転をかける感触に慣れないとできません。日々の練習で強い回転をかけるように意識しましょう。

深いツッツキ

相手のコート手前ではなく、相手のコートの奥ギリギリに落下するツッツキはまさに攻めのツッツキ。

なぜなら相手がツッツキで返すにしても、手元が詰まってしまい甘いボールになり、ドライブの場合は持ち上げるようなチャンスボールになりやすいからです。そのチャンスボールを狙って攻めれば優勢になります。

しかし、前述したとおり、中途半端な長さのツッツキはただのチャンスボールになってしまいます。相手のコート深くまでを意識しすぎればアウトしてしまいます。非常に難しいですが、慣れれば強力な武器にになるでしょう。

普段の練習からツッツキの長短をしっかりとコントロールしましょう。

卓球でミスしないためにツッツキを身に付けよう

今回は卓球の試合で勝敗を左右する技術のうちの1つ、ツッツキを解説しました。

初心者同士の試合であれば、ツッツキの質で勝敗が簡単に変わるので、ぜひ時間をかけて練習してください。

またツッツキの練習には様々な種類の下回転サーブを出してくれる相手が必要です。練習仲間にお願いできればいいですが、その場合は相手のサーブの質次第になってしまいます。

卓球マシンであれば回転の種類からコース、スピードや回転量まで設定し、延々と練習できます。ツッツキは反復練習で体が覚えるまで練習すべきです。ぜひマシンを使って、ひたすらツッツキ練習に没頭してみてはいかがでしょうか。

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