
「卓球やってみたいけど、何が必要なんだろ」
「どんなものを買えばいいの?」
「ラケットは買う必要があるの?」
遊びでずっとやっていた卓球を本格的にやろうとすると、どんなアイテムが必要になるのかは意外とわからないものです。
そこで今回は卓球をこれから卓球を始める方向けに、必要なアイテムや、便利なものを解説します。
おおよその費用も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
卓球は誰でも始めやすいスポーツ
卓球は多くの人に親しまれている人気スポーツです。
その人気の理由のひとつが、始めやすさにあります。アミューズメント施設や温泉旅館など、さまざまな場所で気軽に卓球が楽しめます。
卓球のように、コンパクトなスペースでプレーでき、設置が簡単なスポーツはなかなかありません。
また、年齢や性別を問わずプレーできるのも大きな特徴です。小さな子どもから大人まで、誰でも楽しめます。
プロの試合は激しいですが、強度が低くても同じレベルであれば試合、ラリーができるスポーツなので老若男女問わず、長く続けられるスポーツでもあります。
ちなみに筆者は中学3年生の頃に60歳以上の男性に、試合で完敗したことがあります。ただ体力やパワーがあれば勝てるわけではないという部分も、人気である理由の1つでしょう。
卓球初心者に必要な5つのアイテム
ここからは卓球を始めるときに必要なアイテムを5つご紹介します。
- ラケット&ラバー
- ボール
- 卓球台
- 屋内シューズ
- 一緒にプレーする相手
これから卓球を始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
卓球に必要なもの1.
ラケット&ラバー
ボールを打ち返すために必要なのが、ラケットとラバーです。
ラケットがないとサーブもラリーもできません。
ラケットには「シェークハンド」と「ペンホルダー」の2種類があります。実際に握ってみたり、試しに打ってみたりして、自分に合ったタイプを選びましょう。
ラバーはラケットの面に貼るゴム状の素材で、これがないと回転やスピードのある打球ができません。
ラバーが貼られた状態のラケットを必ず用意しましょう。
ラケットとラバーは卓球専門店で購入するのがおすすめです。多くのスポーツアイテムを扱ってるお店でも悪くはないですが、用意されてるラケットとラバーの種類が全然違います。初心者向けのモノでも、プレースタイルや好みで選択肢が多数あります。
一緒に選んでくれる人がいない場合は、卓球専門店の店員さんに相談しましょう。筆者は、ラバーの厚さやラケットの素材がプレーにどう影響するのは全く分かりませんでした。そのため、店員さんに何もかも教えてもらいながら、購入しましたね。
個人的には、重すぎるラケットと、ボールがよく飛ぶラバーはおすすめしません。重すぎるラケットはすぐに疲れてしまいます。よく飛ぶラバーを使うと、ラバーの力に頼ってしまうため、正しい打ち方やパワーの伝え方が習得できないからです。
卓球に必要なもの2.
ボール
卓球専用のボールを用意してください。
公式戦で使われるボールではなくとも構いません。ラリーが終わるたびにボールを拾うのも大変なので、3球以上用意しておくと便利です。
購入後、もし凹んだり割れたりした際は新しいものに変えましょう。凹んでしまってはイレギュラーバウンドなどが起きるため、プレーができなくなってしまうからです。
筆者は試合前日にボールが割れてしまった場合などに備えて、家に6球以上用意していました。ただ持ち運びのことも考えて、ラケットケースには3球だけ入れていましたね。
卓球に必要なもの3.
卓球台
卓球ができる施設であればすでに用意されているので、自分たちで用意する必要はありません。
ただ、公式規格サイズ(縦274cm×幅152.5cm×高さ76cm)でない卓球台などがあったりもするので自分で購入する場合は注意しましょう。
卓球に必要なもの4.
屋内シューズ
卓球は屋内で行うスポーツであり、素早い動きが必要なため、滑りにくい屋内用シューズが欠かせません。
前後左右に動く機会が多いため、裸足や靴下でのプレーは非常に危険です。初心者同士の練習でも、必ずシューズを着用してください。
卓球専用のシューズが理想ですが、バドミントンやバレーボール、バスケットボールなど、他の屋内スポーツ用シューズでも問題ありません。学生時代の体育館シューズでも十分使えます。
初心者の頃はそこまでフットワークが鍛えられていないので、シューズにこだわりは不要です。しかし、激しい動きができるようになったら、卓球専用のシューズを使いましょう。
なお、シューズの買い替えは大会出場の1週間前までにしましょう。なぜなら、履き慣れていないシューズは怪我しやすいからです。
筆者はシューズの状態を全くチェックしていなくて、大会2日前に小指部分が靴から飛び出してるのを発見して、急いで夜に靴を買いにいって苦労したことがあります。慣れないシューズで挑んだその大会の結果は、散々でした。
卓球に必要なもの5.
一緒に卓球をやる相手
卓球は2人または4人で行うスポーツなので、必ずプレー相手を用意しましょう。
初めて卓球をする場合は、同じく初心者の人や、経験者と一緒にプレーするのがおすすめです。初心者同士ならレベルが近いため、ラリーも続けやすく、楽しくプレーできます。
経験者が相手なら、打ちやすいコースに返してくれたり、基本的な打ち方を教えてもらえたりするかもしれません。
もし身近に一緒にプレーをしてくれる経験者がいなければ、卓球マシンが用意されてる練習場に通うのもおすすめです。卓球マシンは、回転やスピード、コース、配球パターンを自由に設定できる球出し用の機械です。
自分が苦手な回転やコース、パターンを黙々と一人でいつでも練習ができます。
卓トレであれば、24時間いつでも自由に一人で黙々とマシンを使えるので、こっそり練習して、誰よりも強くなれちゃいますね。
筆者はマシンの練習場が近くになかったですが、部活の練習場にマシンがあったので誰よりも早く練習に行って、毎日10~20分だけでも練習していました。たったそれだけでしたが、あっという間に先輩達より強くなれました。
卓球であると便利なもの4選
ここからは、卓球をプレーする際に「あったら便利」なアイテムを4つご紹介します。
- 練習着
- スペアラケット
- 公式試合球
- タオル
これから卓球を本格的に始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
卓球であると便利なもの1.
練習着やユニフォーム
卓球は動きが激しく、集中力をよく使うスポーツです。なのでとても汗をかきます。
スポーツ用の軽くて汗を吸ってくれる練習着を着ていれば、長時間でも快適にプレーを続けられるでしょう。ジーンズやシャツなどの私服でプレーするのは、おすすめしません。
また、いずれ大会に出てみたいと考えている場合は公式のユニフォームを購入しておきましょう。公式戦などは認定されている公式のユニフォームを着用しなければ試合に出場できません。興味がある方は卓球専門ショップなどでチェックしてみてください。
卓球であると便利なもの2.
スペアラケット
卓球では床に落としたり、卓球台にぶつけたりしてラケットが壊れてしまう可能性もあります
そんなときに役立つのが、予備のラケットです。
破損したラケットではボールが正しく跳ね返らず、イレギュラーバウンドが発生してしまいます。
また、公式戦では破損したラケットの使用が認められない場合もあります。
普段使用しているラケットやラバーと同じ、もしくは近いタイプのものを用意しておくと安心です。
公式戦では使えない程度の破損したけれど、練習では使えるというラケットは捨てないで、お試しラケットにするのがおすすめです。種類が全く異なるラバーなどを試してみたい、遊びで使ってみたい時にとても役立ちます。
卓球で便利なもの3.
公式試合球
卓球のボールは種類によって性能が異なり、ボールの質によって回転や跳ね方も大きく変わります。
公式試合で使われるボールには、表面に★が3つ付いており、「スリースター」と呼ばれています。
練習の段階からこの公式試合球に慣れておくことで、本番でも実力を発揮しやすくなります。
専門店や通販でも手軽に購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
卓球で便利なもの4.
タオル
前述の通り、卓球は非常に汗をかくスポーツです。
汗をそのままにしていると、体力を消耗したり、ラケットが滑ったりする原因になります。
とくに緊張によって手汗をかくと、ラケットのグリップが不安定になるため、タオルでこまめに拭き取ることが大切です。
ただし、公式ルールでは「互いの得点の合計が6の倍数になるたびに1回のみ」タオルを使えると決められているので、試合中はその点に注意しましょう。
卓球用具は手入れが大事
卓球で使う用具は、丁寧に手入れすることが長く使うためのポイントです。
とくにラケットのラバーは消耗品です。練習を重ねるごとに摩耗し、性能が落ちていきます。
練習後はラバーに付いたホコリを落とすなど、こまめにお手入れしましょう。
手入れを怠ると、すぐに使いものにならなくなり、買い替えの頻度が増えてしまいます。
本格的に卓球を続ける予定がある場合は、専用のラバークリーナーの用意をおすすめします。
卓球を始める費用はいくら?アイテム別に解説
卓球用品をレンタルではなく、自分で一式そろえる場合、どのくらいの費用がかかるのかを以下にまとめました。
| アイテム | 値段 |
| ラケット(+ラケットケース) | 5,000〜10,000円 |
| ラバー(2枚) | 4,000〜12,000円 |
| シューズ | 5,000円 |
| ボール(3つ入) | 600円 |
| 合計 | 14,600〜27,600円 |
ラケットやラバーは価格に幅がありますが、初心者であれば「使いやすさ」を重視したもので十分です。
こだわりやクオリティを求めすぎなくても、15,000円から20,000円ほどはかかるでしょう。片面しかラバーを貼らないタイプのペンホルダーを使う場合であれば、10,000円から15,000円ほどになると思います。
なお、本格的に卓球を始める場合には、最初からラケットとラバーが接着されている安価なセットは、おすすめしません。
ただし、卓球専門店で販売されている「既製品タイプ」であれば、品質に問題がないケースもあります。
また、フットサルやバドミントン用など、軽くて動きやすいシューズを代用することも可能です。
一方で、バスケットシューズのような重いタイプは動きにくいため、できれば避けたほうがよいでしょう。
まとめ
今回は、卓球を始める際に必要なものと、あると便利なアイテムを紹介しました。
卓球がまったく初めてという方は、まずはラケットなどをレンタルできる卓球施設でプレーしてみるのがおすすめです。
そのうえで、「もっと良いシューズを使いたい」「ちゃんとしたラケットが欲しい」と感じたら、少しずつ自分のアイテムをそろえていくとよいでしょう。
道具が揃ってくると、練習の質も上がり、もっと卓球が楽しくなりますよ!
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