【卓球】ロビング打ちのコツから粘る相手の対策まで徹底解説

卓球で返球する瞬間

「ロビングがくると焦ってミスをしちゃう…」

「ロビングの打点がわからない」

「ロビングで返されるとこっちが失点してしまう」

相手が劣勢でロビングをあげているのに、こちらがミスしてはもったいないですよね。

しかし、ロビングを打つのは初心者にとってはかなり難しいでしょう。慣れるまで十分な練習が必要です。

そこで今回はロビング打ちのコツと、ロビングで粘ってくる相手の対策方法まで解説します。ぜひ最後までご覧ください。

卓球のロビングとは

ロビングとは、相手の強いボールを高く上げて返球し、相手の攻撃をしのぐ技術です。プロの試合でも、片方が高くボールを上げて、もう片方がそれをスマッシュするシーンはよくありますよね。

中級者以上同士の試合になると、決め球のスマッシュでもロビングで返球されることが増えてきます。ロビングは高いボールなので、一般的にはチャンスボールです。

しかし、このロビングをスマッシュでしっかり決める練習をしておかなければ、試合でミスしてしまうかもしれません。

初心者にとってはロビングを上げるよりも、ロビングをスマッシュで決める機会の方が多いため、今回はロビング打ちについて解説します。

ロビング打ちの練習法

ロビング打ちの練習には、ロビングを上げてもらう必要があります。そのため、ロビングを安定して上げられる練習相手をまずは見つけましょう

ロビング打ちの手順は下記のとおりです。

  1. 片方が台から3,4歩以上後ろに下がり、そこから高いボールを出す
  2. もう片方は、それをスマッシュで打ち込む
  3. ボールを出した側はそのまま下がった状態で、スマッシュをロビングで返す
  4. もう片方はそれを再度、スマッシュ
  5. 1〜4を繰り返す

ロビングを上げる側の負担も重たいので、最初はスマッシュをなるべく厳しいコースではなく相手がいるコースに返しましょう。ロビングを上げる側が、簡単にロビングを返すようになればスマッシュ側はロビングを上げる側が動かないと返せないコースにスマッシュするといいでしょう。

慣れてきたら

  • スマッシュだけでなく、ストップを混ぜる
  • ロビングを上げる側が、ドライブで攻撃的な返球をする
  • ロビングに回転を加える

など工夫すると、より実践に近い練習ができます。

ロビング打ちはミスしなくなるまで練習

ロビング打ちは慣れてくれば簡単です。

しかし、簡単だからといって練習しなくていいわけではありません。なぜなら、相手がロビングを上げてくる場合は、こちらが優勢であるため絶対にミスがあってはいけない場面だからです。

そのため、100%ミスをしないと言えるぐらいまでにロビング打ちを練習しておきましょう。

試合では緊張もあり、練習の半分も実力が出せないこともあります。そんな時でもロビング打ちはミスをしない!と言えるように、徹底的に練習しましょう。

100本連続でロビング打ちが成功すれば、合格といったイメージを持ってもらってOKです。

相手に粘らせないロビング打ちのコツ3選

ロビングが上手な選手が相手だと、ただスマッシュを打つだけでは点を取れません。スマッシュに合わせてドライブで返球されて、今度はこちらが劣勢になるなんてこともあり得ます。

そこでロビングで相手に粘らせないための、ロビング打ちのコツを3つ紹介します。

粘らせないロビング打ちのコツ1.
バックサイドに打つ

一般的にフォアハンドよりバックハンドの方がロビングで返しづらいです。

なぜなら、バックハンドの方がフォアハンドよりリーチが短いからです。また、フォアハンドはロビングで返せるけどバックハンドでは、なかなかうまく返せないという選手は多くいます。

そのため、基本的にロビング打ちは相手のバックハンド側を狙いましょう。ただ、自分の体勢が整っていなかったり、ロビングのボールに強い回転がかかっている場合はバックハンド側を狙うよりも、まずは返球することを意識しましょう。

粘らせないロビング打ちのコツ2.
ストップを織り交ぜる

ロビングに対してスマッシュだけでなく、ストップでの返球も織り交ぜることで相手を前後に揺さぶりましょう。

台の外まで届くスマッシュとは違い、ストップは相手の台上で止める技術です。

「ストップがくるかもしれない」と相手に思わせるだけでも十分効果があります。相手は常にストップを警戒しなくてはいけないため、体力や集中力を余計に消耗します。

しかし、ロビングに対するストップはかなり高い技術力を要すので、試合で使う前に練習で完璧にしましょう。

スマッシュを打つのか、ストップを打つのかがギリギリまでわからない様に打たないと簡単に対応されてしまいます。練習の時から、ギリギリまでわからないように打つことを意識しましょう。

粘らせないロビング打ちのコツ3.
左右に振る

体勢が崩れている状態でロビングでコートに返球するのはなかなか難しいです。そのため、ロビング打ちは相手を左右に振ることを意識すると、点を取りやすいでしょう。

フットワークがいい選手はバックサイドのボールを回り込んで、フォアハンドでロビングをあげます。しかし、どんなにフットワークが良くてもフォア側に振られた後に、バック側のボールを回り込むことはなかなかできません。

相手のロビングが浅い場合など、ロビング打ちに余裕があれば相手を動かすコースに必ず打ちましょう。

ロビング打ちのやり方

ロビング打ちはテニスやバドミントンのスマッシュをイメージしましょう。スイングは上から下で、体を開いて、前に軽く踏み込むように打ちます。

ロビング打ちにおいて重要なのは打点です。ロビングが高くて頂点が自分の頭上より高い場合は、頂点を過ぎて頭上ぐらいの高さで打ちます。ロビングが高くなく、頂点が頭上ぐらいであればそこで打ちましょう。

ロビングで粘る方法

ここではロビングを上げる側のコツを紹介します。

ロビングで粘るには、体勢を整えることが重要です。体勢が崩されると、速いスマッシュをロビングで返せません。

体勢を常に整えるために、ロビングを高く上げて、時間を稼ぎましょう。

速く低いロビングだとこちらの態勢を整える時間がありません。ロビングはなるべく高くあげて、スマッシュを打つ相手をじっくり見る余裕を持ちましょう。

ロビングが上手な相手への対策

ロビングに強い回転をかけたり、拾うのが上手な選手は積極的にロビングをあげています。相手のロビング打ちが弱いと判断すると、ロビングを攻めの一環としても使ってくることがあるでしょう。

ロビングが上手な相手には、決め球をバック側に打つことが有効です。バックハンドにボールを送れば、相手はそこまで余裕をもってロビングをあげることができなくなります。

まとめ

ロビング打ちはまず絶対にミスしないと言い切れるまで練習することが大切です。相手がいない側にスマッシュを安定して打てれば、中級者同士の試合であれば十分です!

慣れてきたら

  • コースを絞る
  • 回転をかける
  • ストップを使う

など工夫を入れて、さらに点を取る確率を高めましょう。

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