「正しいフォームがわからない!」
「素振りしたくてもやり方がわからない」
「綺麗なフォームになりたい」
卓球は打つときのフォームが大切です。
正しいフォームを習得しないと、上手くなることや試合に勝つことは難しくなります。しかし、本当に正しいフォームを身に付けている初心者はまれです。
そこで今回は正しいフォームの解説とその身に付け方を解説します。最後に実は素振りをおすすめできない理由も書いてあるので、ぜひ最後までご覧ください。
卓球はフォームが命!
卓球は基本的なフォームを正しく身に付けることがなによりも大事です。正しいフォームとは、合理的で無駄のない動きでできています。
卓球は非常に高速なラリーが求められるため、無駄な動きが多いとボールへの反応が遅れ、結果として試合で不利になります。
正しいフォームが身についているか否かで、勝敗が決してしまいます。初心者の内にしっかりと正しいフォームを身に付けていきましょう!
卓球のフォームが綺麗なことのメリット
フォームが綺麗であれば次のようなメリットがあります。
- 体力の消費が少ない
- サーブや返球に素早く反応できる
- 安定したボールコントロールができる
- より難しい技術を習得できるようになる
正しいフォームは無駄な動きがないため、体力消費が少なく、ボールへの反応も早いです。結果的に試合に勝ちやすくなります。フォームが綺麗だと、姿勢も安定するためボールのコントロールがしやすくなるでしょう。
また、卓球の技術は基本のフォームを身に着けていることが前提です。そのため正しいフォームを身につけることにより、難しい技術を習得できるようになります。
卓球のフォームが汚いことのデメリット
反対にフォームが正しくない場合には次のようなデメリットがあります。
- 無駄な体力消費が多い
- サーブや返球への反応が遅くなる
- 安定したボールコントロールが難しい
- より難しい技術の習得が困難
正しくない自己流のフォームだと、動きに無駄が多く、ボールへの反応も遅くなります。卓球は0.1秒の反応で勝敗が決まるスポーツなので、無駄が多いとそれだけ失点が多くなるでしょう。
どの技術も基本フォームのもとに成り立っているため、基本フォームができていないと技術の習得も難しくなります。
フォアハンドのフォーム
フォアハンドの構え方、打ち方を解説します。主にシェイクハンドのフォームを例に解説します。
構え方
足を肩幅程度に開き、右利きであれば左足を前に出し、腰を落とし、ラケットを胸の前で構えます。
打ち方
- 腕だけでなく腰も回して、ラケットを後ろに引く(テイクバック)
- タイミングを合わせてラケットを前方に振りぬく
- 打った後は左肩(左利きの場合は右肩)の先までラケットを持っていく
- 肘で円を描くようにして、元の位置にラケットを戻す
コツ
ラケットの面をやや前方に傾けましょう。ボールに対して垂直にしてしまうと、ボールは大きく飛び、アウトになります。ボールにかぶせるようなイメージを持って、ボールの上部をこするようにして打つと入りやすいです。
フォアハンドは振りが大きいため、打った後には元の位置にラケットをすぐ戻しましょう。その際に肘で円を描くようにすると、戻しやすいのでおすすめです。
フォアハンドについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。
バックハンドのフォーム
バックハンドの構え方、打ち方を解説します。主にシェイクハンドのフォームを例に解説します。
構え方
足を肩幅程度に開き、右利きであれば左足を前に出し、腰を落とし、ラケットを胸の前で構えます。基本的な構え方はフォアハンドと同じです。
打ち方
- ラケットをお腹に向かって後ろに引く(テイクバック)
- 肘を起点にラケットを前方に振りぬく
- 肘を縦に楕円を描くようにして、元の位置にラケットを戻す
コツ
最初はフォームに慣れるために少し大振りぐらいに打つのがおすすめです。慣れてきてからスムーズにコンパクトに打つようにしましょう。
腕だけでなく身体全体を使って、リズムをつけて打つと安定しますよ。
バックハンドについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。
フォームを身に付ける方法・直し方
正しいフォームを覚えたら、それを定着させましょう。考えなくても無意識レベルで正しいフォームで打てるまで、練習する必要があります。
素振り
ボールを使わずにラケットを持って正しいフォーム通りに、打つ練習です。
フットワークの練習も兼ねて、動きながら素振りをするのがおすすめです。実際に頭の中でコートとボール、相手をイメージして練習しましょう。
多球練習
素振りと違って実際にボールを使って行う練習です。
名前の通りひたすら多くのボールをフォアハンド、バックハンドでフォームが身につくまで打ちます。実際にボールを打ちながら練習するのが一番効果的なので、正しいフォームを身につけるにはおすすめです。
マシンなどを使えば、練習相手を気にせずにひたすら練習できますね。
初心者に素振りはおすすめできない理由
初心者に素振りはおすすめしません。
なぜなら、間違ったフォームを身に付けやすいからです。初心者はついつい自分のやり易いフォームに流されてしまいます。素振りを続けていると徐々に疲れていき、楽なフォームに戻ってしまうこともあるでしょう。
また、実際にボールを打っている中でフォームを意識しなければ、意味はありません。個人的には素振り100回より、10球打つ方が効果的だと思っています。
素振りを行う際は、間違ったフォームになっていないかをチェックしてくれる人と一緒に行いましょう。
卓球初心者はマシン練習でフォームを定着させよう
実際にボールを打ちながらフォームを意識するのがフォーム定着の最短ルートです。
初心者の内はとにかくフォームを意識しながら多くのボールを打ちましょう。最初はアウトになったり、狙ったコースにいかないかもしれません。それでも正しいフォームで打つことを最優先してください。
そのためにマシンを使った練習がおすすめです。マシンであれば一定のコースに一定のスピードで球出しをしてくれるので、フォーム練習にはうってつけです。一定のボールに対してフォームが安定してきたら、ランダムなスピードや高さのボールを打っていきましょう。
初心者の内こそ、早くフォームを身に付けるべきです。練習時間以外にも、マシンがある練習場でボールを打つことが上達への近道です!
まとめ
正しいフォームが定着するまでは、ボールも安定しなくて卓球が楽しくないかもしれません。しかし、正しいフォームを身に付けないとあとで絶対後悔することになります。
正しいフォームは練習すれば誰でも身に付けられるので、初心者の今こそ徹底して練習しましょう!
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