「卓球漫画はどれがいいんだろう」
「プレーの参考になる卓球漫画はあるのかな？」
「おすすめの卓球漫画を知りたい」
出版されてる卓球漫画は数が多く、有名な作品もあるので、どれを読めばいいか迷ってしまいますよね。
同じく卓球を取り上げている漫画でも物語や卓球の描写は作品によって大きく異なるので、自分に合う卓球漫画を見つけることが大切です。
そこで今回はおすすめ卓球漫画を全部で7つ紹介しました。記事後半には、経験者の筆者が実際に自分のプレーに役立ったと感じている卓球漫画も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
卓球漫画の魅力とは?
卓球は繊細なプレーと最速の競技ともいわれるほどのスピードが求められます。そのため卓球漫画では、心理描写や思わず引き込まれるほどのスピード感ある物語が大きな魅力です。
また、卓球漫画内の練習や試合の描写から、読者の卓球技術向上に役立つことがあるというのも、魅力の一つでしょう。
王道・熱血系卓球漫画5選
王道、熱血系の卓球漫画を5つ紹介します。
| 作品名 | 巻数 | 主人公年代 | 卓球リアリティ度（1～5） |
| ピンポン | 5巻（完結） | 高校生 | 4 |
| フルドライブ | 3巻（完結） | 中学生 | 4 |
| P2! | 7巻（完結） | 中学生 | 5 |
| スリースター | 13巻（連載中） | 高校生 | 3 |
| 少年ラケット | 13巻（完結） | 中学校 | 4 |
おすすめ卓球漫画1．ピンポン
【あらすじ】
卓球に絶対の自信を持つユニークで明るいペコと、才能と実力はピカイチだが自分に自信がなく暗い性格のスマイルは同じ卓球道場に通っていた幼馴染。2人は同じ神奈川県の片瀬高校に入学し、卓球部に入る。
挫折を知らないペコと卓球に一線を引いてるスマイルは、大会でも順調に成績を残すが、、、
【見どころ・魅力】
ピンポンは卓球に関する描写がリアルで役に立つというのもありますが、若い高校生がぶつかるメンタルや才能、努力に関する悩みの描写が本当によくできています。
中高と卓球に打ち込んできた筆者は、何度も共感させられました。技術的な悩みより、卓球に打ち込んでる中で生まれる精神的な部分の悩みを解決させてくれる漫画です。
あなたも主人公たちと一緒に成長できること間違いなしでしょう。
【こんな人におすすめ】
- 卓球に打ち込んでいるすべての選手
- 卓球部、卓球クラブに属している人
- スポーツに打ち込んでる人
【どこで読める？】
- コミックシーモア
- ebookjapan
- ピッコマ
- Abemaまんが
- 漫画王国
- BookLive
おすすめ卓球漫画2．フルドライブ
【あらすじ】
ドイツで超有名だった天才プレイヤーの孫である主人公は、背が小さく、体格にも恵まれていない。そのため出会う人に小馬鹿にされ、舐められてしまう。
そんな時に、日本の女子卓球で一番とされてる天才少女と出会い、卓球戦国時代と言われてる中学生の全国大会、いわゆる全中を目指していく。
【見どころ・魅力】
この作品は何といっても、卓球の描写がとにかくリアルです。卓球の経験者が読んでも違和感や疑問を感じません。
卓球に真っすぐな物語なので、主人公たちの人間関係や恋愛、コメディ路線になることもありません。
どうすれば卓球がうまくなるのか、試合で勝てるのかという卓球に打ち込んでる読者の卓球スキル向上にも役立つこと間違いなしです。
【こんな人におすすめ】
- 卓球に打ち込んでるすべての選手
- 漫画を楽しみながらスキル向上をしたい選手
【どこで読める？】
- コミックシーモア
- ピッコマ
- ebookjapan
- 漫画王国
- BookLive
- ジャンプ+
- ゼブラック
おすすめ卓球漫画3．P2！
引用元：集英社
【あらすじ】
体力測定の全項目がE判定という運動神経0の男子が主人公。中学の部活にも、能力が無さ過ぎて入部テストにも受からない始末。
偶然、卓球部で卓球をする事になるが、「卓球ならできると思ったか?」と先輩部員を怒らせてしまう。しかし、それでも主人公は真剣に卓球に向き合っていく。
【見どころ・魅力】
才能やフィジカル、血筋に優位性が全くない主人公なので、愚直に努力していく姿に心を打たれますし、努力をしてる読者の背中を押してくれます。
才能がない選手が上達していくための方法論や、必要な考え方が丁寧に説明されているので、卓球のノウハウ本といってもいいかもしれません。
才能がない主人公が努力しもがいていく姿についつい引き込まれていく作品です。
【こんな人におすすめ】
- 卓球初心者
- 卓球や運動の才能がないと感じる人
【どこで読める？】
- コミックシーモア
- ピッコマ
- Abemaまんが
- ebookjapan
- BookWalker
- 漫画王国
- BookLive
- ゼブラック
おすすめ卓球漫画4．スリースター
引用元：サイコミ
【あらすじ】
主人公はプロ卓球選手だった父親を持つ。才能にも恵まれ、両親にも褒められ、楽しく卓球をやっていた。
しかし、驚異的な動体視力と才能がゆえに、父親にはプロを目指すように強要されていく。洗脳ともいえるほどに毎日卓球尽くしだったが、限界を迎えて、主人公は卓球をやめてしまう。
そして高校生活のある日、別の高校で監督をやっている父親を見つけてしまい、卓球を通して復讐することを主人公は誓うのだった。
【見どころ・魅力】
父親への復讐をきっかけに卓球に打ち込むという、人間ドラマも楽しめる作品です。
選手だけでなく指導者の目線も描かれているので、卓球を様々な角度で楽しめます。幼少期から卓球尽くしだったことで、人生が壊されかけてしまうというスポーツ界のタブーのような内容に触れてるのも、魅力の一つ。
主人公の復讐心が一話で描かれているのもあって、各登場キャラクターの心理描写が充実していて、読んでいて思わずのめりこんでしまいます。
【こんな人におすすめ】
- 卓球の試合だけでなく人間ドラマも楽しみたい人
- 単純な王道スポーツ漫画が苦手な人
- 心理描写を楽しみたい人
【どこで読める？】
- サイコミ
- ピッコマ
- Abemaまんが
- コミックシーモア
- ebookjapan
- BookWalker
- 漫画王国
- BookLive
- ゼブラック
おすすめ卓球漫画5．少年ラケット
引用元：少年ラケット1巻/秋田書店
【あらすじ】
記憶喪失で昔の記憶、いなくなった父親の記憶を失ってしまった主人公イチロー。野球部に所属しているが野球は全くうまくない。
自分は何が好きで得意なのか一切わからなかったが、偶然、卓球のボール、ラケットに触れる。そこで他のスポーツとは違う感覚を感じて、主人公は卓球に目覚めていく。
【見どころ・魅力】
最速の競技ともいわれる卓球の特徴が全面にでている作品で、卓球のプレー描写がとても秀逸です。
主人公の才能が徐々に開花していく物語も面白く、彼が成長していく過程で出会う友人、ライバルも魅力的。
卓球の試合、プレーを物語のメインにしっかりと据えているので卓球好きにはたまらない作品でしょう。
【こんな人におすすめ】
- 卓球が好きな人
- 卓球の試合、プレーシーンの描写を重視したい人
【どこで読める？】
- チャンピオンクロス
- ピッコマ
- Abemaまんが
- コミックシーモア
- ebookjapan
- BookWalker
- 漫画王国
- BookLive
- ゼブラック
コメディ・ユニーク系卓球漫画2選
次は卓球を取り上げながらも、コメディ路線に振り切っている漫画を2つ紹介します。
| 作品名 | 巻数 | 主人公年代、舞台 | 卓球リアリティ度（1～5） |
| 行け!稲中卓球部 | 13巻（完結 | 中学生部活 | 1 |
| 卓球社長 | 1巻 | 社会人、温泉卓球 | 2 |
おすすめ卓球漫画6．行け！稲中卓球部
引用元：KODANSYA
【あらすじ】
ある中学校の卓球部に所属している6人が主人公のギャグ漫画。おたくの井沢やスケベの田中たちは、まともに練習することなく恋愛や下ネタに夢中。
それでも卓球が好きで実力もある部長などと一緒に、卓球をしながら、おかしな青春を楽しんでいく。
【見どころ・魅力】
ギャグ漫画としては一級品です。超面白いです。
ギャグ、コメディとしては傑作ですが、卓球漫画とはいえないぐらい卓球は関係がありません。
しかしそれでもとにかく笑えるシーンが多く、ひとつの漫画としての完成度はとても高いです。卓球漫画としては異例の発行部数2500万部突破の大ヒット作でもあります。
【こんな人におすすめ】
- とにかく笑いたい人
- 下ネタ系が好きな人
【どこで読める？】
- ヤンマガweb
- ピッコマ
- Abemaまんが
- コミックシーモア
- ebookjapan
- BookWalker
- 漫画王国
- BookLive
- ゼブラック
おすすめ卓球漫画7．卓球社長
引用元：SHOGAKUKAN COMIC
【あらすじ】
舞台は1990年代のある大企業。そこの社長である水嶋は卓球が大好き。卓球を通して新入社員を会社員として育て、銀行や敵対派閥を取り込んでいく。その姿はまさに卓球社長。
【見どころ・魅力】
コメディ系ですが、卓球を通して人生哲学を学べる作品です。卓球がまだ21点制だった時なので、昭和の時代を感じられる作品でもあります。
部活動等ではなくどちらかという温泉卓球、ピンポンレベルの卓球をテーマにしていて、卓球を通して仕事とは、人生とは、という哲学が学べます。
ギャグも多めで、笑いながら、自分の仕事や人生に活かせる考え方などを沢山学べる良作です。
【こんな人におすすめ】
- 自分のためになる何かが得たい人
- 自己啓発系漫画が好きな人
- 昔の漫画が好きな人
【どこで読める？】
- ピッコマ
- ebookjapan
- 漫画王国
- BookLive
経験者が推薦する技術向上系卓球漫画
中学校と高校の6年間卓球に打ち込んできた筆者が、技術向上や試合で勝利することを考えてる方におすすめできる漫画は、ピンポンとP2!です。
卓球は繊細なスポーツで、メンタルの調子が実力に直結します。そのため、ほとんどすべての卓球選手がメンタルの問題にぶつかったことがあるでしょう。
ピンポンを読めば、解決の糸口が見つかったり、卓球に対する適切な姿勢が見つかります。
P2!は運動神経も才能もない主人公が成長していく過程で、卓球が上達する正しい過程を学ぶことができます。フィクションらしい現実離れした描写も少ないので、自身のプレーの参考になる事が多いでしょう。
あなたにピッタリな卓球漫画の選び方
どの卓球漫画を読もうか悩んでいる方は、「なぜ卓球漫画が読みたいのか」を考えてみましょう。
たとえばその動機には以下のものがあげられるでしょう。
- 自分のプレーの参考にしたいから
- 卓球がとにかく好きだから
- なにか漫画が読みたいから
技術向上を目指しているなら、描写にリアリティがあり、練習やプレー中の描写が細かい作品を選びましょう。
卓球が好きなだけであれば、どういう物語が好きか、どういう主人公が好きかで選んでみるといいですね。
まとめ
今回は卓球漫画のおすすめを紹介しました。
卓球漫画から刺激を受け、ヒントをもらって、実力が向上し、試合に勝てるようになった人は少なくありません。
筆者も卓球漫画のピンポンは漫画だけでなく、アニメ、映画まで楽しんで、中高の部活で大いに役立ちました。
今回紹介した卓球漫画の中で気になった作品があれば、まずは試し読みから始めてみましょう。
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