「卓球シューズの臭いが気になる…」
「シューズってどうやって洗えばいいの?」
「子どものシューズを開けたら強烈な臭いで倒れそうに…」
卓球を続けていると、必ず直面するのがシューズの臭いの問題です。体育館での長時間の練習で汗をかき、シューズの中が蒸れてしまうのは避けられません。
特に親御さんにとって、お子さんが部活から帰ってきた時のシューズの臭いは深刻な悩みといえるでしょう。筆者も中学時代、母親に「玄関まで臭いが漂ってくる!」と怒られ、シューズを外に出されたことがあります。
そこで今回は、卓球シューズの正しい洗い方から臭くならないための予防方法まで詳しく解説していきます。記事後半では日頃のケア方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
卓球シューズは洗わないと臭くなる
卓球シューズは定期的に洗わないと、確実に臭くなってしまいます。
卓球は激しいフットワークを伴うスポーツのため、長時間の練習や試合で大量の汗をかくのが当然です。
その汗がシューズの中にこもり、雑菌が繁殖することで嫌な臭いが発生してしまいます。
また、練習後にバッグの中に入れっぱなしにしたり、下駄箱に放置したりすると、湿気がこもって雑菌の温床となってしまうのです。
一度臭いが定着してしまうと、簡単な手入れでは取れなくなってしまいます。
そのため、定期的な洗浄と適切なケアが必要不可欠です。
卓球シューズを洗う前に確認すること
シューズを洗う前に、必ず以下の2点を確認しましょう。
まず、洗い方に指定がないかをチェックしてください。シューズの内側やタグに洗濯表示が記載されている場合があります。
特に高機能なシューズや特殊な素材を使ったモデルでは、水洗い不可や特定の洗剤の使用を禁止している場合があるため注意が必要です。
メーカーのウェブサイトや取扱説明書でも確認できますので、不安な場合は事前に調べておくことをおすすめします。
次に、練習前日ではないかも重要なポイントといえます。シューズを洗った後は完全に乾くまで時間がかかるため、翌日に練習や試合がある場合は避けるべきでしょう。
特に梅雨の時期や冬場は乾燥に時間がかかります。生乾きのシューズを履くと、足にマメができたり、グリップ力が低下したりする危険性があるのです。
計画的に洗濯日を決めて、十分な乾燥時間を確保することが大切といえるでしょう。
卓球シューズの洗い方
卓球シューズの洗い方を解説します。
洗い方1.インソールを外して干す
まず、インソール(中敷き)を取り外します。取り外し可能なインソールの場合は、必ず外してから洗いましょう。
インソールは最も汗を吸収する部分のため、シューズ本体とは別に洗う必要があります。
中性洗剤を薄めた水またはぬるま湯で軽く揉み洗いし、しっかりとすすいでから風通しの良い場所で陰干ししてください。
インソールが取り外せないタイプの場合は、シューズ本体と一緒に洗うことになりますが、より丁寧な乾燥が必要です。
靴紐も外しておくと、シューズ全体をより綺麗に洗うことができます。靴紐は洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うか、手洗いで汚れを落としましょう。
洗い方2.本来を水洗い
シューズ本体の洗い方は以下の手順で行います。
- ぬるま湯で予洗い:まず全体をぬるま湯で濡らし、表面の汚れを落としてください。
- 中性洗剤で洗浄:洗濯用の中性洗剤を使用し、歯ブラシで優しくこすります。特に汚れの目立つ部分は丁寧に洗いましょう。
- 内部の洗浄:シューズの内部は手が入りにくいため、細長いブラシやスポンジを使って洗浄します。
- 十分なすすぎ:洗剤が残らないように、しっかりとすすいでください。
漂白剤や強い洗剤の使用は、シューズの素材を傷める可能性があるため避けてください。
また、ゴシゴシと強くこすりすぎると、接着部分が剥がれたり、素材が傷んだりする恐れがあるため注意しましょう。
卓球シューズを洗う頻度
卓球シューズの洗濯頻度は、週1回程度が理想的です。
毎日部活動で使用している場合や、汗をかきやすい夏場は週1回、週2-3回の使用であれば2週間に1回程度を目安にするとよいでしょう。
ただし、使用環境や個人差もあるため、臭いが気になり始めたらすぐに洗うことをおすすめします。
毎回の洗濯が難しい場合は、使用後に消臭スプレーや重曹を活用することで臭いの発生を抑えることができます。
消臭スプレーは除菌効果があるものを選び、練習後すぐにシューズ内部にスプレーしましょう。
重曹は小さじ1杯程度をガーゼに包んで一晩シューズの中に入れておくと、湿気と臭いを吸収してくれます。
また、使用後は必ずシューズを風通しの良い場所で陰干しし、湿気を取り除くことも重要なポイントです。
卓球シューズのおすすめの乾かし方3選
洗浄したあとのシューズをしっかり乾かすための、乾かし方を紹介します。
おすすめの乾かし方1.新聞紙を詰めて陰干し
最もおすすめなのは、新聞紙を詰めて陰干しする方法です。シューズの中に新聞紙を丸めて詰め込むことで、内部の水分を効率的に吸収できます。
新聞紙は2-3時間おきに新しいものに交換すると、より早く乾燥させることが可能です。
新聞紙を詰めて日光の当たらないところに置いておきましょう。
おすすめの乾かし方2.浴室乾燥
浴室乾燥で干す方法も効果的です。
浴室乾燥機能があるお風呂場なら、どんな天気でも渇かせます。
ただし、高温での乾燥は生地を傷める可能性が高いため、注意しましょう。
おすすめの乾かし方3.ドライヤー(緊急時のみ)
緊急事態の場合はドライヤーの使用も可能ですが、高温は素材にダメージを与える可能性があります。必ず冷風モードを使用し、シューズから20cm以上離して使用しましょう。
乾燥機の使用は、シューズの変形や接着部分の剥がれの原因となるため避けるべきです。また、ストーブやヒーターの近くに置くことも、同様の理由から推奨できません。
シューズが臭くならないコツ
洗うだけでなく、日々のケアが臭くならないコツです。毎日できるケアを3つ紹介します。
臭くならないコツ1.使用後のケア
使用後の消臭スプレーは最も手軽で効果的な方法です。除菌・抗菌効果のある消臭スプレーを練習後すぐに使用することで、雑菌の繁殖を抑えることができます。
臭くならないコツ2.バッグから出す
バッグに入れたままにしないことも重要なポイントです。
練習後はすぐにバッグから取り出し、風通しの良い場所に置きましょう。密閉された空間では湿気がこもり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
臭くならないコツ3.陰干し
陰干しも欠かせない習慣です。
直射日光は素材を傷めてしまう可能性があるため、風通しの良い日陰で乾燥させてください。
その他にも、以下のような工夫が効果的です。
- シューズ用の除湿剤を使用する
- 2足をローテーションで使い分け
- 抗菌靴下を着用する
- 足の清潔を保つ
特に2足のローテーション使用は、それぞれのシューズに十分な乾燥時間を与えることができるため、臭いの防止に非常に効果的な方法です。
ただ、パフォーマンスに違いで生まれない様に必ず同じシューズを2足用意しましょう。
まとめ
今回は卓球シューズの洗い方と臭い防止の方法について解説しました。
シューズの臭いを防ぐために、以下の臭わないための3つの習慣を身につけましょう。
- 使用後に消臭スプレーを使う
- 使用後はバッグから出し、陰干しをする
- 少なくとも週1回は洗う
まずは練習があった日の夜に、陰干しすることから始めることをおすすめします。
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