卓球の大会はゼッケンが必須。書き方やサイズ、付け方まで徹底解説

ゼッケン「大会にゼッケンが必要って聞いたけど、どうすればいいの?」

「ゼッケンって何を書けばいいの?」

「明日大会なのにゼッケンを持っていない…」

卓球の大会に初めて出場する時、多くの人が直面するのがゼッケンの問題です。特に大会前日に気づいて慌てる方も少なくありません。

そこで今回は、卓球のゼッケンについて必要性から書き方、付け方まで詳しく解説していきます。記事後半では大会での注意点も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ゼッケンのサイズと種類

卓球の大会にはゼッケンが必須です。そもそもゼッケンが何かを知らない方もいると思うので、解説します。

ゼッケンとは?

ゼッケンとは、名前や所属を記載して選手を識別するためにユニフォームの背中につける布のことです。

審判や対戦相手、観客が選手を識別できるようにする重要な役割を果たしています。

試合相手が正しいかどうか、選手同士で互いのゼッケン名を確認することもよくあります。

ゼッケンのサイズ

  • 日本卓球協会指定ゼッケン:縦22.4cm×横25.8cm(約578cm²)
  • 市販ゼッケン:縦20cm×横25cmが一般的
  • 共通規定:面積600cm²以下

いずれも規定を満たしているため、大会の種類に応じて適切なものを選択しましょう。

ゼッケンの目的

公式戦には公認ゼッケンが必要な場合があります。

日本卓球協会(JTTA)やその加盟団体が主催する大会では、JTTA公認ゼッケンの着用が求められることが多いです。

それ以外の大会では市販のゼッケンも使用可能です。オープン大会や練習試合などでは、規定のサイズを満たしていれば市販のゼッケンでも出場できます。

ゼッケンは単なる識別だけではなく、大会運営をスムーズに行うためにも欠かせない道具なので必ず準備しましょう。

卓球のゼッケンを手に入れる方法

ゼッケンの入手方法は、所属状況によって異なります。

  • 部活動:学校側、顧問から配布
  • 一般:JTTAに個人で申請

部活動なら顧問から貰えるのが一般的です。

中学・高校の卓球部に所属している場合、顧問の先生が日本卓球協会への登録手続きを行い、登録完了後にゼッケンが配布されます。

個人で大会に出場したい場合や、部活動に所属していない社会人の方は、以下の手順で公認ゼッケンを入手できます。

  • 居住地の都道府県卓球協会に連絡:まず、お住まいの都道府県の卓球協会に登録申請について問い合わせます。
  • 会員登録申請を行う:オンラインシステム「JTTA PARK」から登録申請を行います。
  • 登録料を納入する:都道府県加盟団体の会費及びJTTAの登録料を支払います。
  • ゼッケンの配布:登録完了後、登録地の都道府県卓球協会からゼッケンが配布されます。

市販のゼッケンという選択肢もあります。

JTTA公認ゼッケンが必要でない大会の場合、スポーツ用品店やインターネットで購入できる市販のゼッケンを使用することも可能です。

価格は500円~2,000円程度で、文具店やスポーツショップで購入できます。

ただし、大会によっては指定されたゼッケンが必要な場合があるため、必ず大会要項を事前に確認することが重要です。

いずれ公式戦に出場する予定、可能性がある方は最初の大会からJTTAのゼッケンを手に入れておきましょう。

卓球のゼッケンの書き方

ゼッケンには何を書けばいいのか、内容と書き方を解説します。なお、JTTA指定の書き方を取り上げています。(参考:ゼッケンについて – 公益財団法人日本卓球協会

ゼッケン記入例

記入項目 記入内容例 記入ルール
苗字(姓) 田中、佐藤、山田

同姓がいる場合:田中太、佐藤花

会員登録時の姓。同一チーム内に同姓同性がいる場合のみ名前の一文字追加可能
都道府県名 東京都、大阪府、神奈川県 会員登録を行った都道府県名
登録団体名 ○○中学校、△△高等学校□□、クラブ、個人 登録団体名。日学連加盟大学は「日学連・○○大学」と表記
段位 初段、三段、5級(段位なしの場合は無記入) 日本卓球協会認定の段位(10段~5級の15段階)

苗字(姓)

会員登録時に入力した姓を記入します。ただし、同一チーム内に同姓かつ同性の方がいた場合のみ、区別できる名前の一文字を入れることが可能です。

都道府県名

会員登録を行った都道府県名を記入します。この情報により、選手がどの地域を代表しているかが分かります。

登録団体名

会員登録時に入力した大会表示チーム名称を記入します。ただし、日学連加盟大学は「日学連・○○大学」と表記する必要があります。所属先がない場合は「個人」と記入しましょう。

段位

段位とは、選手の実力や貢献度を示す公式な資格です。

初段(全国大会出場等)から10段(オリンピック個人戦優勝等)までの戦績段位と、貢献度による名誉段位、さらに技術レベルを示す級位(50球連続で打てる等)があります。

主に大会成績や役員歴などに基づいて認定されます

ゼッケンには日本卓球協会に認定された段位数を記入します(段位がない場合は無記入で構いません)。

ゼッケンの付け方

ゼッケンの付け方は以下の通りです。

  • 背中中央部に取りつける
  • 上部左右の隅を安全ピンで止める
  • 素振りをして動きに支障がないかを確認

ゼッケンは背中中央部に上部の両端を止めて取り付けます。

ユニフォームの背中の中央部分に、広告等よりも優先してゼッケンを付けなければなりません。位置が偏っていると審判から指摘される場合があります。

下部まで留める必要はありませんが、風でめくれ上がるのが気になる場合は4か所で留めても構いません。

ゼッケンを付けた後は、必ず腕を動かしたり、軽く素振りをしたりして動きに支障がないかチェックしましょう。

大会の時に気を付けておくべき事

まずは付け忘れを必ず確認しましょう。

試合前に仲間に確認してもらってください。一人の場合はユニフォームを着る前に付けておくのがおすすめです。

また、ユニフォームを着てる状態で一人でゼッケンをつけるのはやめましょう。角度や場所がズレてしまいます。

一人の場合は、必ず脱いでからつけるようにしてください。

まとめ

今回はゼッケンについて解説しました。

ゼッケンは大会出場のために必須のアイテムです。必ず用意し、必要事項を記入するようにしましょう。

以下が大会出場前のゼッケンに関するチェックリストです。

  • ゼッケンを持参しているか
  • 苗字が正しく記入されているか
  • 都道府県名に間違いがないか
  • 所属団体名が正確に記載されているか
  • 文字が黒色で見やすく書かれているか
  • ゼッケンに汚れや破損がないか
  • 安全ピンを2個以上用意しているか
  • 大会規定に適合したサイズ・内容になっているか
  • 上部2か所が安全ピンでしっかり固定されているか
  • ゼッケンがまっすぐ付いているか(傾いていないか)
  • 素振りをして動きに支障がないか

まずは大会出場用のゼッケンが手元にあるかどうかから、確認することをおすすめします。

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